WEBデザインをやってみたいと思う方は、自分にできるのか、そもそも向いているのかで最初は悩むかと思います。
私はお金をあんまりかけたくなくて最初は独学をしていたのですが、面白くなってきたのでもっと学びたい!!となって結局スクールに通いました。
自分に向いているかを知るためにもちょっと勉強してみたいと思う方に向けて、私がどうしてWEBデザインを学び始めたのか?という点も含め、おすすめの勉強の始め方をお伝えします。
私がWEBデザインをやってみようと思ったきっかけ
結婚を機に将来を考えた際に、CAを続けるのはベストではないと思ったから。
私はCAとして働いていた頃、東京に住んでいたのですが、結婚をする予定がありました。そして結婚をして一緒に住むには夫の仕事の都合で東京から離れる必要がありました。
もちろん東京を離れても仕事を続けている先輩もいるのでその選択肢もあったのですが、CAをしていると家にいないことも多く、近くに親戚などもいないので子育ても頼れないだろうし、夫も転勤の可能性もある仕事ということから、私が家にいられるような将来がいいのかなと考え始めました。
でも何かあった時のために働きたいという思いもあり、在宅でも働ける仕事はないかと調べ始めました。その時に見つけたのがWEBデザインでした。ホームページってどうやってできているんだろうと純粋に疑問に思ったのもあり、お試しがてら勉強を始めてみると面白くて、気づいたら在宅フリーランスの今に至っています。笑
独学は退職前の1年間にのんびりやっていました。結婚をして退職後、もっと学びたいと思ってスクールに通った話はまた別に書きたいと思います。
それではおすすめの勉強法の始め方を紹介します!
①Progateをやってみる
Progateはプログラミングをゲーム感覚で学ぶことができる学習サイトです。基本的には無料で始められますが、全講座を見るには有料です。パソコンを持っていなくても、スマホのアプリで始められるので、プログラミングがどんな感じなのか体験してみるにはおすすめです。
ただ、このサイトをやったからといって、自分でゼロからサイトが作れるようになる!!というわけではなさそうなので(人にもよるかもしれませんが)、あくまで面白いと思えるか、自分でもできそうと思えるかを試してみるのに最適なサイトなのではと思います。
②基礎の本を一冊買ってみる
まずは本屋さんに行ってみてWEBデザインの基礎の本を覗いてみるといいと思います。今はいろんな良い本が出ていますが、大体どの本も見本サイトがついていてそれを作り上げていく中で勉強していくものが多いかと思います。
どの本を選ぶかよりもパラパラと眺めてみて、このサイト作ってみたい!!というのがあればその方がやる気が出ると思うので、おすすめです。
おすすめのWEBデザイン入門書3選
『初心者からちゃんとしたプロになるWebデザイン基礎入門』
私が最初に買った本。結構情報量が多く、初めは少しつまづいて放置してしまったのだけれど、実際にサイトを作るようになってからは、ここを知りたかった!!と、どんどん理解を深めていける本でした。優等生な感じの入門書です。ドメインとかサーバー、Googleサーチコンソールやアナリティクスの設定方法などについても書いてあって、未だに見返すこともあります。
『一冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座』
WEB初心者の方に人気と聞き、買ってみた一冊。本を進めていくにつれカフェの綺麗なサイトが作れるので、楽しく読み進められました。必要な情報がすっきりとわかりやすくまとまっている印象を受けました。人気があるため、この本のシリーズで実践編の本も出ています。
これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本
この本は、私が今からWEBデザインを始めるなら絶対買っていたであろう1冊です。この本の発売時にはもう入門書はそれなりに揃えていたので購入は見送りましたが、本屋でチェックした感じは非常におすすめです。本はイラストも多く、1冊を通して作成できる見本サイトも多いため、少しずつステップアップしながら楽しく学べる一冊かと思います。ちなみに著者のインスタをフォーローしているのですが、発信がわかりやすいです!
パソコンのスペックは大切(笑)
私の経験談になりますが、本を買ってWEBデザインの勉強を始めた時に使っていたパソコンは大学時代に買ったパソコンを使っていました。簡単にいうと、約10年前に買ったパソコンです。そのため性能が悪く、せっかくコーディング(プログラミング)をしても全然画面に表示されない、もしくはとても時間がかかりました。
つまり何が起こるのかというと、自分のコーディングが間違っているから表示されないのか、パソコンの性能が悪くて表示されないのかがわからない・・・・
それもあって一旦勉強から遠のいてしまったのですが、コーディング自体は面白いなと思っていたので、思い切って25万円ぐらいのMacBook Proを購入しちゃいました。それからは快適すぎて勉強のやる気もアップ。
③Udemyで講座を買ってみる
Udemyはオンラインで動画コンテンツの講座を購入して学ぶことができるサービスです。講座の種類も価格も様々ありますが、結構頻繁にとんでもないセール(90%オフとかになっていたり・・・)をしてくれるので、本一冊分くらいの価格で良い講座を購入できたりします。私はセール時にしか買ったことないです。
実際に私はここで買った講座のおかげで、スクールに入った時にコーディングの課題はサクサク進められました。
先ほど紹介した、Progateや本に関してはコーディングがメインのコンテンツですが、Udemyはデザイン(Photoshopなどのソフトの使い方など)を学びたい方向けの講座もあったりと、本当に幅広いです。ただ購入する際は口コミをよくチェックするのがおすすめです!
おまけ:資格を取ってみる
航空業界にいたこともあり、ウェブ系の知識がほぼ皆無だったので少しでも何か知識を身につけたいと思い、『ITパスポート』という資格(一応、国家資格)を取りました。
この資格がWEBデザインに直結するかといえば、そうではないかもしれませんが、広くITに関する基礎知識が学べるので、業界未経験の方が取得すると少しウェブ業界に挑戦する勇気になるかなと思う資格です。
仕事をしながらでも1ヶ月くらい勉強したら取れて、合格率も50%ほどとそんなに低くないので、興味がある方はぜひ調べてみてください!
まとめ:興味があるならちょっとだけ試してみましょう!
WEBデザインを学ぶハードルは年々低くなってきていると思います。最近はYoutubeの勉強になるコンテンツも多いです。だからこそ『興味がある』で終わらずに、ぜひちょっとだけ試してみることをおすすめします!
もし向いてないとか、あんまり面白くないなと思ったなら他のことに挑戦してみるのもオッケーかと思います。
という私もWEBデザインにたどり着くまでは、保育士の試験の本買ってみたり、食生活アドバイザーの講座を買ってみたりしたものの、結局どれもあんまり面白いと思えず、中途半端に投げ出していました。笑
ちなみに、試してみて少しでも楽しいなと思えたなら、どんどん学びたくなるのがWEBデザインだと思います。
ウェブの知識は底が見えず勉強に終わりがないという面もあり、私も日々勉強中ですが、この記事が悩まれている方の参考になれば幸いです。