※今回はWEBもイラストも全く関係ないので、ご注意を!
今年の4月に痔の手術を受けたので、誰かの参考になれば幸いと思い、短くまとめたいと思います。
普通に考えると恥ずかしい話かもしれませんが、この歳になると「痔なんですか?」と言われても「そうです!」と経験を話したくなるぐらいのメンタルなので、明るく紹介していきますね。笑
なぜ痔になった?
正直なところ、いつからあるのかは謎です。
高校生くらいの時に肛門科に行ったことがある記憶がうっすらとあるので、おそらく、昔からちょっと切れたり出てたりはしていたのかなと思います。
ただ、はっきりと痛みがあり、これはまずい!!となったのは、産後です。
妊娠と出産でじんわり悪化したのが、産後に爆発した感じでした。
痛みがピークの時は、ずーっと痛くて横になってました。
産後2週間ぐらいの時に痛みが出たのですが、正直なところ、会陰切開して縫った傷より痛かったです。
辛すぎたので、産後の産褥期でしたが、病院に行くことにしました・・・
肛門科の病院探し
恥じらっている場合ではなかったので、肛門科に行くこと自体は、特に抵抗はなかったものの、信頼できる病院に行きたかったので、しっかり調べていくことにしました。
その時に、この「痔の専門とする医師を探そう」サイトを参考にしました。
https://jacp-doctor.jp/doctor/index.html
このサイトに載っている先生がいる病院を検索して、行くことにしました。
どこに行ったかはここでは伏せますが、もし知りたい方がいらっしゃれば、InstagramでDMしてください。
ただ、一つ言えるのは、人気の病院は予約待ちになったりすることもあるので、手術を検討する場合は余裕を持った方がいいです。
いざ、肛門科へ
病院に入ってまず思ったのは、「仲間がいっぱいいる!」です。
男性、女性に関わらず、たくさん来ていたので、困っている人はいっぱいいるんだなと思いました。
診察してもらったところ、いぼ痔が血豆みたいになって腫れていました。
出てしまっているので、戻すなら手術して取るしかないという状況でした。
ただ、産後なこともあり、授乳中だと麻酔を使うのは難しいため、手術したければ卒乳してからということでした。
と、いうわけで薬をもらって様子見になりました。

痛みはそのうち落ち着いたよ!
卒乳後また肛門科へ
1年と少し経ち、娘は卒乳して授乳が終わったので、手術するために、またその病院へ行きました。
その時には、特に痛みもなく、たまに切れて血が出るくらいでした。
診察してもらったところ、産後の時の腫れと比較すると落ち着いているので、手術せずこのまま様子見でも大丈夫と言われました。
ただ、また悪化するリスクを減らしたいのであれば、手術するという選択肢をとってもいいとのことでした。
手術は怖いものの、今後の第二子の妊娠などを考えた際に、手術ができる時にできる限りリスクを減らしておきたいなと思いました。
前提として、手術しても再発することはあり、基本的には便秘にならないように生活習慣を整えることが大切とのことです。
手術することに決め、日帰り手術の予約をとりました(予約がいっぱいで、2ヶ月先でした)。



こういう手術をするのは初めてなのでドキドキでした。
いざ手術!!
事前の規制はあまりなかったのですが、前日の夜に下剤を飲みました。
当日は、すっぴんメガネで行きました。
ちょっと汚い話かもですが、病院に着いたら、坐薬タイプの下剤を入れて、もよおしてトイレに行った後、流さずに看護師さんにも確認してもらわなければならず、なんだか申し訳なかったです。
ちなみに、私の痔はたくさんあったので、出ている部分は切って、中の部分はジオン注射での手術。
手術台にうつ伏せになり、肛門が見えやすいようにお尻を横に広げてテープで固定されるという、結構面白い格好でした。
最初にお尻の割れ目の上あたりに仙骨麻酔をしてから(ちょっと痛いけど陣痛の痛みに比べたら余裕)、全身麻酔の手術だったので、途中からの記憶はなく、気がついたら終わってました。
初全身麻酔にドキドキだったのですが、無事に戻って来られてよかったです。
術後、2〜3時間くらい休んでいたかと思うのですが、なかなか吐き気が抜けませんでした。
1人で帰るつもりだったものの、ちょっと不安だったので、お留守番してくれている夫と娘に迎えに来てもらいました。
おそらく、出産の無痛分娩の時もそうだったのですが、麻酔後に吐き気が出やすいタイプなのかなと思います。
術後に話を聞くと、出ている痔は1箇所かと思いきや、2箇所あり、両方とも切ったとのことでした。
肛門周りの術後のBefore、Afterの写真も拝見したのですが、自分の肛門を見る機会ってないので、面白かったです。



写真で傷口を見て、おおー!となりました。
術後の生活
術後1週間は痛み止めを飲んでいても、意外と痛かったので、横になりがちでした。
特に、便を出す時は血も出るし、痛みもあるしで大変でした。
術後2週目くらいになると、少しマシになりました。
術後1ヶ月ちょっとは、薬をつけたガーゼを肛門に貼っていたのですが、なかなかに違和感で、便をするたびに交換したりとちょっと面倒でした。
そして清潔に保つためと、痛みを緩和させるために、高頻度で座浴をしていました。
重いものを持ったり、運動するのも、傷には良くないとのことでしたが、1歳の娘と生活しているので、仕方ない部分もありました。
通院も最初の1ヶ月は週に1回程度していたのですが、治りは良い方だったようです。
日帰り手術ではあるものの、それなりに自分の生活に余裕を持っておかないと、回復に時間がかかるなと感じたので、協力してくれた夫には感謝です。
最後の通院
4月末に手術をして、最後の通院は7月頭でした。
その頃には、便がちょっと硬い時は、ピリッと痛みが走るくらいで、日常生活に支障はほぼなくなっていました。
病院で「通院終了でオッケーです!便秘だけには気をつけてね。」となって、晴れて解放されて、ホッとしました。
今は食生活や水分補給に気をつけながら、酸化マグネシウムをおまもりにして過ごしています。



食物繊維と水分補給大事!!!
手術してよかった?
費用は5万円くらいでしたが、私はやって良かったです。
こんなこと言うのもアレですが、お尻が拭くたびに気になっていたものがなくなってスッキリしました。
自分の快便に向けての、生活習慣を意識する機会にもなりました。
ただ、結構術後は想像していたより大変だったので、日帰りといえど軽い気持ちでは挑まない方がいいかと思います。
痔でお悩みの方へ
周りの友達に痔の手術の話をすると、「実は私もある・・・」と痔主が結構いました。笑
すぐに手術になることはないでしょうし、悪化する前にとりあえず肛門科に行ってみることをお勧めします。
軽い状況であれな塗り薬で改善することもあるかと。
手術することになるくらい悪化してからいくと、いろんな意味で大変です。
便秘にならない(便が硬くならない)、これが重要なので私も気をつけます。



もう少し話を聞きたい方がいらっしゃれば、気軽にご連絡くださいね。