WordPressというものについてWEB制作をする方は必ず聞いたことがあると思います。
私は現在、Wordpressのオリジナルテーマ案件を受注することが多いので、HTML、CSSなどで終わらずに、Wordpressも勉強しておいて良かったなと思っています。
私の場合、未経験フリーランスで仕事を始めてすぐに制作会社と繋がって案件を取れたのは、WordPressでオリジナルテーマでの作成のスキルがあったおかげと言っても過言ではないです。
もちろん、いまだに日々勉強ですが、Wordpressを勉強したり、仕事の際に役に立った書籍をせっかくなので紹介したいと思います!
紹介の前に・・・なぜWordpressを勉強したのかを軽く。
私はデジタルハリウッドSTUDIO名古屋(デジハリ名古屋)に通っていました。
そこでHTML、CSS、Javascript(jQuery)を学びました。
その際に発生した疑問が、お問い合わせフォームやお知らせコンテンツとかをコーディングはできたものの、実際にフォームとして動かすには??クライアントさんが更新できるようにする方法は??ということです。
WordPressを使えばそれができるということがわかり、Wordpress講座も受講したのですが、こう言っちゃ悪いのですが、その講座がわかりにくくて・・・そこでWprdpressの本を購入して勉強し続けて、今に至ります。
では、勉強で使った本、現在仕事でもよく活用している本などを合計4冊、個人的感想ともにど紹介していきたいと思います。
WordPress初心者におすすめの2冊
WordPress標準デザイン講座
WordPress標準デザイン講座 20LESSONS【第2版】 [ 野村 圭 ]
私が最初に勉強で使った1冊です。
既存のテーマを使うのではなく、HTML、CSSでコーディングされたサイトをWordpressにする、オリジナルテーマ開発のための本です。
・書籍の中でWordpress化するサイトがシンプルでわかりやすい。
・テスト環境としてLocalの導入の方法も記載されている。
WordPressを使うにはサーバー環境が必要になるのですが、自分のパソコンの中に無料でサーバー環境が作れてしまう、Localの導入、設定方法が書いてあって、勉強始めたての頃はありがたかったです。(今はレンタルサーバーを契約して、そこをテスト環境にしているので、Localは使ってはいないのですが・・・)
書籍の中でWordpress化するサイトがシンプルなので、本に書いてあることを丁寧に進めれば、途中で挫折しにくいボリューム感で基礎を学びつつ、達成感を得ることができるかなと思います。
ただ、この一冊で業務レベルに!というよりは、あくまで基礎を学ぶ一冊です。
カスタム投稿やカスタムフィールド的な部分はここから学ぶのは難しいので、より拡張されたサイトにしたい場合は、また別の勉強が必要になります。
WordPressのオリジナルテーマ開発のはじめの一冊としては、おすすめです!!
1冊ですべて身につくWordpress入門講座
1冊ですべて身につくWordPress入門講座 [ Mana ]
この本は、あの有名なWebクリエイターボックスのManaさんが著者の一冊です。
この本が出版された時点で、既に仕事としてWordpress案件を受けていたので、がっつり勉強で使ったわけではなく、興味があって購入した1冊ですが、既存テーマもオリジナルテーマも広く基礎を学べるお得感のある一冊だなと思いました。
・Wordpressの使い方に関しての基礎が幅広いレベルで丁寧に書いてある(既存テーマもオリジナルテーマも)
・説明で画像部分も多く、わかりやすく進められそう
この本はオリジナルテーマで開発したい人にとっても、既存のテーマ利用が前提の人にとっても入門書として使いやすいと思います。
オリジナルテーマのページに関しては、先ほどの本と同様にLocalの導入方法も書いてあるので、その点も困らないと思います。
ただ、オリジナルテーマを学びたい!!という気持ちが強い人にとっては、書籍の一部分(3分の1くらい・・・?)としてその基本が書いてあり、既存のテーマ利用の場合やWordpress.comの利用法なども書かれた本なので、少し物足りないかもしれません。
この本のオリジナルテーマのサンプルサイトはシンプルながらもおしゃれ感もあるので、作っていて楽しいのかなとは思いますが、こちらもカスタム投稿的な部分には触れていない感じなので、基礎を学ぶという点でに特化していると思います。
基礎を学んだあとにおすすめな一冊(今も仕事でよく使ってます!)
WordPress 仕事の現場でサッと使える!デザイン教科書
【改訂第3版】WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書 [WordPress 6.x対応版] [ 中島 真洋 ]
この本は、オリジナルテーマでのWordpressの基礎がなんとなくわかってから取り組むと、挫折せず効果的に学べる一冊だと思います。
この本が好きで仕事で困るとよく参考にしていることもあり、私が買った時はWordpress5.x対応版だったのですが、最新の6.x対応版が出た際は、すぐに新しいものを購入しました。
・カスタム投稿、カスタムフィールドなど、Webサイトを拡張していく方法を学べる
・仕事中にそれを知りたかった!という知識が書いてある
ボリューム満点の1冊ですが、これを完走できたら、かなりWordpressのスキルが上がると思います。
私は2冊目の勉強本としてこちらを使ったのですが、とりあえずは、よくわからなくても真似してコードを書き進めました。サンプルサイトも本当にありそうなカフェサイトなので、作っていて楽しかったです。
そのあとに、自分のポートフォリオサイトをWordpress化してみました。
自分のサイトであれば好きなだけ実験できるので、トライアンドエラーを繰り返して、よくわからない部分は再度本で調べながら作り上げていくことで、学びが多かったです。
今のところの実案件では、この1冊とググることでほぼ解決できています。むしろ書籍の中でまだまだ活用できてない知識もあるので、いつか役に立つといいなと思ったり。
最近出版された、今後1軍として活躍しそうな本
HTMLサイトをWordpressにする本
HTMLサイトをWordPressにする本 [ 久保田 涼子 ]
2023年8月26日に発売されたこちらの本は、オリジナルテーマを学ぶ際に、痒い所に手が届く情報量満載の内容です。
私はjQueryを学ぶ際に、動くウェブデザインアイディア帳に助けられたのですが、その著者の一人の久保田さんが関わっている本で、この本に付随する便利なサイトも公開されて、うまく活用していきたいなと思っています!
以下のサイトです。
https://wb.coco-factory.jp/
・とにかく実務に役立つ情報満載
・書籍だけでなく、特典やサイトが豪華なのでそこからも多くのことを学べる
初心者でも勉強した人でも、勉強になる知識や情報が多すぎて、軽く1周読んだものの、消化しきれてません。
基礎的なことはもちろん、応用的なことまで幅広すぎて、勉強でも実際の仕事でも、役立つこと間違いなしの一冊だと思います。
トラブルシューティングや、プラグインの情報もふんだんに書いてあり、サンプルサイトも、基礎編と応用編(応用編に関しては動画教材がある)とレベルが分かれており、WordPressで活用できる自分の手数がグンと増えると思います。
とりあえず、自分はこの一冊と先ほど紹介した「Wordpress 仕事の現場でサッと使える!デザイン教科書」を主力で使って、それでもわからなかればググったり、コミュニティで聞いたりして仕事をしていきそうだなと思っています。
まとめ
WordPressを学ぶ方法としては、本に限らず最近だとYoutubeなどもあったりするかと思います。
私は紙の書籍で学ぶことがなんだかんだと好きなので、Wordpressの気になる本が出版されると本屋に出向いてチェックしてしまいます。
WordPressを学ぶことで、WEBサイト制作という面では間違いなく仕事の幅が広がると思うので、ある程度HTML、CSSなどコーディングができるようになってきたら、挑戦してみるのはおすすめです。
自分のポートフォリオサイトのWordpress化からでもいいと思うので、楽しくスキルアップしていけたらいいですね!
私もまだまだ、Wordpressに関して学び続けているので引き続き頑張ります!
私の感想ではありますが、本の情報が勉強の参考になれば嬉しいです!