私はInstagramで1年間のイラストの毎日投稿をしていました。
その後は色々考えた結果、毎日投稿を辞めて気まぐれ投稿に切り替えたのですが、久しぶりに(たぶん9ヶ月ぶりぐらい?)1ヶ月だけ毎日投稿をしてみました。
毎日投稿の話は以下の記事に書いています。
そして、初めてリクエスト企画をしてみたので、その話も含めて振り返ってみたいと思います。
なぜ久しぶりに毎日投稿を?
これに関しては、リクエスト企画をしたことが理由といえるので、まずはなぜリクエスト企画をしたのかを書かせていただきます。
なぜリクエスト企画をやってみた?
アカウントを始めた初期は、コメント欄やDMでたまに「〇〇を描いてくれませんか?」というふうにリクエストが来ていて、自分が描けそうなものであれば、喜んで描いていました。
そのうちフォロワーさんが増えていくにつれ、有償でのご依頼や商品化の話などをいただく機会もあり、一度でも自分のイラストで、お金をいただいてしまうと、リクエストを無償で受けることとの線引きを難しく感じるようになりました。
この人には描いたのに、私のは描いてもらえなかった・・・という不平等感を生みたくなかったので、途中からは無償でのリクエストはお断りさせていただいておりました(偉そうで申し訳ないのですが・・・)。
ただ、代替え案として、そのうちリクエスト企画を考えているので、そのときにぜひ教えてください!と伝えていました。
それを今回は実施したという感じです。
ちなみにこれまでもプチリクエスト企画的なのはやったことがあった(食パンのトッピングとか)のですが、純粋なリクエスト企画は初めてでした。
この食パンのトッピングリクエストを過去に募集しました。
想像よりもリクエストの数が多かった
5月はリクエストのあったイラストを描きます!と宣言した上で、4月末にストーリー上で以下の条件で2日間募集しました。
- 食べ物
- 過去に書いたものでもOK
- 複数回の応募もOK
- 動物と絡めてもOK
私のフォロワーさんは2024年5月時点で1.7万人いましたが、ストーリーを上げて見てくれる方は1000人いればかなり良いほうで、そんなに多くないです。
そして積極的にフォロワーさんと交流できているかと言われれば、そんなこともないゆるめな自由なアカウントです。
私自身、自分が拝見する側の立場のときは、リクエストを送ったり、DMを送るのにはかなり勇気が必要でなかなかできないタイプなこともあり、リクエストを送ってくださる方は少ないと想定しており、多くても20個くらいかなと思っておりました。
そういうわけで、毎日投稿する必要もない数だろうなと思っていたのですが、実際には40個以上のリクエストが来て、DMでリクエストを連絡してくださる方もいらっしゃって嬉しくも驚きました。
私の方針としては、基本的にはInstagramの投稿(リールやストーリは除く)は1日1個までと思っています。
小心者のため、何個も連投して、なんだかうるさいなと思われるのが怖いからです・・・
念の為、全てのリクエストに応えることは難しいかもしれませんと募集時にストーリーに記載してはいましたが、せっかく送ってくださったリクエストなので、一つでも多くのリクエストに応えていきたいと思い、5月の31回の投稿のチャンスをフル活用するために、毎日投稿を久しぶりに再開しました。
ちなみに、リクエスト募集のストーリーをあげるときはドキドキでした。
久しぶりの毎日投稿での変化
久しぶりに1ヶ月間の毎日投稿をしてみて、数字の面、気持ちの面でどうだったのかを軽く振り返ってみたいと思います。
フォロワー数の変化
1ヶ月間で約1%ちょっとのフォロワーさんが増えました。
毎日投稿をやめたここ数ヶ月の増加率はずっとこんな感じだったので、大きな変化はありませんでした。
毎日投稿をしてもしなくても、現実的にはフォローをやめる方もそれなりにいらっしゃいます。
新しくフォローしてくださる方がそれを若干上回ってはいるものの、フォローしてもらうために毎日投稿をしたわけではなかったので、あまりこのあたりを気にしないようにしています。
リーチ数、いいね数の変化
こちらに関しても、大きな変化はありませんでした。
私のイラストはたまにものすごく伸びることもあるのですが、その理由は作者である私自身、正直なところよくわかっていません。
結構頑張って描いたから、これはたくさんの人に見てもらえるのでは?と期待する時ほど、反応は薄いことが多いです。笑
逆に3分くらいでゆるく描いた作品がびっくりするくらい伸びたこともあります。
例えばリクエストイラストではないのですが、最近だとこのグリーンピースが伸びて驚きました。
これが7000いいねを超える理由は、なんともわかりません。笑
Instagramのアルゴリズムが変わったとかなんやら聞いたりもしますが、分析のしようがないので、引き続き楽しく続けるというポリシーを大切にしながら、頑張ろうと思います。
楽しく続けられるのはありがたいことです。
気持ちの変化
以前、毎日投稿をしていたときもそうだったのですが、今回も毎日1つ描くのではなく、時間があるときに描けるだけ描いてました。
以前と違うのは、2024年の1月に出産したため、赤ちゃんがいるという環境です。
そのため、まだまだ授乳も必要でいつ寝るかも曖昧な生後3ヶ月の娘と生活しながら描いていくというのは、隙間時間を上手く活用しなければ難しかったです。
娘が寝たら描く!あやしながら描く!など、コツコツ積み上げていきました。
他にもWEBサイト系の仕事(軽微なものですが)も3つほど5月に重なり、もちろん無理はしていないのですが、ちょっとバタバタした1ヶ月でした。
家事や子育てを一緒にしてくれる、育休中の夫には本当に感謝でした。
こんな1ヶ月でしたが、気持ち的には毎日投稿することに、イライラするとかはなく、日々の子育てや仕事の息抜きになり、なおかつ終わりがある毎日投稿にしたためか、達成感もあり楽しかったです。
初めてのリクエスト企画を終えてみて
初めてのリクエスト企画を終えてみての率直な感想は、私のイラストで喜んでくださる方がいらっしゃることを感じられて嬉しかったということです。
イラスト初心者の私が、ただ描き続けてこのように見てくれる方が増えたのですが、私のイラストを好きと言ってくださる方や応援してくださる方に勇気づけられながら、ここまで続けることができました。
今回の企画においても、あたたかいお礼のコメントをくださったり、ご丁寧にDMで連絡くださったりと励まされることがたくさんありました。
では、リクエスト企画をしてみて良かったことを具体的に書いていきます。
自分では選ばないであろうイラストに挑戦できた
私は食べ物をメインとしたイラストを描いているのですが、食べ物の種類は世の中に数えきれないほどあるので、何を描こうかはそこまで悩みません。
ですが、これまでに500以上投稿をしていると、なんとなく自分が描きたい(描きやすい)内容に偏りが若干出てきた気がします。
今回リクエストを募集したことで、自分では思いつかないテーマのイラストに挑戦することができ、楽しかったです。
例えば、「生ハム」「ハムスターかお饅頭かわからない饅頭」「お子様ランチ」あたりはリクエストされなければ描けなかったかもしれません。
誰かのために描くという嬉しい理由ができた
リクエストされたイラストを描いているときは、喜んでもらえるかな〜?とワクワクしながら描けました。
今回は申し訳ないのですが、全部のリクエストに応えられたわけではなく、リクエストされたテーマの中から、直感的に描いてみたいな・・・と思ったものを選ばせていただきました。
ただ、描いている途中に自分の技術力が不足していて描けず、今回は諦めてしまったテーマもあります。
どのテーマを選んだとしても、私のテイストでそのイラストを見てみたいという方が1人はいるということ(自惚れているようであれなのですが・・・)である可能性が高いので、それに応えるという目的があるのは、嬉しい理由となりました。
フォロワーさんとコミュニケーションが取れた
SNSでのコミュニケーションや相手との距離感の考え方は難しいなと日頃から思っています。
このアカウントを始めた頃に好きなイラストを描いている方を見つけて、よく拝見していたのですが、気がついたらそのアカウントごとなくなっており、悲しかったことがあります。
それ以来、コメントやリアクションやDMなどを自分からするのは苦手意識があるものの、SNSでのつながりも一期一会的なものになってしまうこともあるので、素敵だなと思う時にはコメントを残したりなど、伝えることに臆病になりすぎないようにしようと、最近は少しずつ勇気を出すようになりました。
もちろん、匿名状態でも気軽に活動でき、合わなければ気軽にやめることができるのもSNSのメリットではあるかと思いますが、人と話すことが好きな私にとっては、今回のリクエスト企画を実際に自分のイラストを見てくださっているフォロワーさんと関わるきっかけにできて、嬉しかったです。
リクエストしてくださったことや、イラストを見てくださることへの感謝を伝えることができたりと、個のコミュニケーションが取れる機会は大変感謝な時間でした。
日本の方だけでなく、海外の方からのリクエストも多く、食べ物というものは全世界共通で考えやすいテーマなのか、興味深かったです。
私とコミュニケーションを取るのが面白いかは保証できませんが、ゆるりと関わってくださると嬉しいです。笑
おまけ(今後に関して)
久しぶりの毎日投稿、初めてのリクエスト企画はとても良い経験になりました。
ですが、今は子育てをしながらの活動という中で、他の仕事との兼ね合い、そしてやりたいと思っている勉強など、挑戦したいことが色々とあるので、Instagramのイラストアカウントに関しては、今後も変わらず楽しくのんびり投稿でいこうと思っています。
リクエスト企画に関しては、またやりたいなという気持ちが強くなった際にふらっと企画するかもしれませんが、いつになるかはわかりません。笑
挑戦したいこと
そのうち2024年の上半期を振り返る記事も書きたいなと思っているのですが、せっかくなので、今後挑戦したいことを記載しておきます。
イラストだけでなく、WEB制作のことも含めているので、自分のためのメモみたいではあるのですが・・・笑
子供も大人も笑顔になれるようなものの商品化
自分に子供が生まれたからなのか、私のイラストのテイスト的な問題なのか、子供も大人もなんだか笑顔になれるような商品を作れたら嬉しいなと思ってます。
現在も企業さんから声がかかっていて進めている企画があったりするのですが、それをしっかり実現できるかどうかはまだわからないので、コツコツと形にできるように頑張ろうと思っています。
その一環として、個人的に子供向けの絵本的なものを作れたらいいなと思いつつ、色々と悩み中です。
自分のポートフォリオサイトをリニューアルする
WEB制作を仕事にしているのですが、余裕がなくて自分のポートフォリオサイトはスクールを卒業してすぐに作った時からほぼ放置している状況です。
スクールの話は以下の記事で書いています。
比較的これまではコーディング案件が多かったのですが、今、赤ちゃんがいる状態で、ガッツリとしたコーディング案件の受注は難しいという判断に至ったので、そこは割り切って、今年度は今後の自分の活動に向けての下準備をする時間にできたらと思っています。
その上で、ポートフォリオサイトをデザインからガラッと一新したいと前々から思っていたので、実現したいです。
最近では、部分的なコーディングサポートやSWELLのテーマを使ってサイトを作り直したり、サイトの保守管理の点検をするといった、サポート系の案件を受けたりしていました。
最初から最後まで全部自分が作成するのではなく、部分的に関わらせていただけるお仕事でも、クライアントさんに喜んでもらえたりできたのは、個人的にはとても嬉しかったです。
今の自分のスキルと環境を鑑みて、自分自身がどんなサービスを提供できるのか、どんなサービスを提供していきたいのかを検討して、ポートフォリオサイトに反映させたいと思っています。
クリエイターさんを応援できるサービスを考える
自身がイラストを描くようになって思うのは、企業から案件の声がかかる時は、意外と自分のWEBサイトのお問い合わせフォームからご連絡いただくことが多いということです。
InstagramのDMからご連絡をいただくことも、もちろんありますが、きちっと契約書などがあるような案件に関しては私のこれまでの経験では、メールでやりとりすることがほとんどでした。
推測にはなりますが、サイトを持っていることで「ビジネスとして連絡しても大丈夫そうだ!」と感じてもらえて、多少なりとも信頼に繋がっているかもしれません。
企業さんに聞いてみると、SNSでクリエイターの作品をリサーチしている中で見つけて声をかけましたということがほとんどなのですが、私の場合はInstagramをみた上、WEBサイトも確認してご連絡いただいているようでした。
自分も受けたことがないですし、コンサルとかのサービスはそれをできるほどの実績や実力もなく、性格的に向いていないと思っているので、やるつもりはありません。
ただ、これまでCAの仕事、WEBデザインの仕事、イラストのInstagramの運用などをしてきた経験を活かして、喜んでもらえるようなサービスはなんだろうと考えた時に、イラストに限らずとも自分の作品(商品)やスキルがあるクリエイターさんのポートフォリオとなるサイト的なものを作成することで、その方やその方の素敵な作品への信頼を高めつつ、その魅力を伝える応援やお手伝いができたら嬉しいなと、やんわりと思うようになってきています。
サーバーのことを含めて、WEB制作の知識は一応持っているため、クリエイターさんの負担にならないような価格帯やご希望に合わせた様々なパターンで、ご案内ができたらな〜と色々考え中です。
この辺りに関しては、まだ検討中なのですが、もしモニターとして興味があるという方がいらっしゃれば、InstagramのDMなどからご連絡をいただけると、一緒に楽しく考えてさせていただきたいと思っています!(※無料のモニターというわけではないかもですが、私自身がやってみたい案件になるので、格安になるかなと思っています。笑)
参考までに、私が1日半で作ったイラストのポートフォリオサイトはこちらからご覧いただけます(このサイトもリニューアルするかもしれませんが・・・)
このサービスに関しては、喜んでもらえたり、楽しくできそうならがっつり募集をかけてみるかもしれませんが、現在は実験みたいな感じなので、確立するかはまだわかりません。
私自身がまだまだ日々の勉強、日々の成長が必要なクリエイターではありますが、自分のサイトを持つという挑戦をしたい方がいらっしゃれば、応援しながらサポートさせていただきたく思います。
なんだか、営業っぽい文章になってしまい申し訳ありません。
言い訳にはしたくないものの、絶賛赤ちゃんとの時間を大切にしている時期のため、受けられる仕事には限りがありますが、質問を含め、気になる方はご連絡いただけると嬉しいです。
まとめ
毎日投稿とリクエスト企画をしたことは、家族が増えた環境でどう働いていきたいのかという部分について考えるきっかけにもなりました。
そして、私は、誰かに喜んでもらえたり、楽しんでもらえるような活動ができたら嬉しいと思うタイプだと改めて実感したので、もちろん生活のためにも稼げるようになることも大切ですが、ほっこりしてもらえたり、笑顔に繋がる仕事ができるように、引き続き頑張っていきたいと思います。
そして、私のイラストを見てくださったり、応援してくださる皆様、本当にありがとうございます。
これからも、ゆるりと真面目に頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!