初産の平均分娩所要時間が約10〜14時間程度と書かれているサイトが多い中、2024年1月22日(38週6日)に出産した私の母子手帳の分娩所要時間の欄には4時間23分と記載されました。
そう考えるとスピード出産だったように思います。
予定日が近づくにつれ、出産のレポを色々と読んでいたこともあり、誰かの参考になればいいなと思うのと、もし第二子に恵まれたならその時に振り返れるように、自分のためにもレポを書いてみることにしました。
先に言っておきますが、自分の記録も兼ねているので、かなり長いです(10,000文字を超えています!)。
そして今回も女性特有のこととかも赤裸々に書いてますので、苦手な方はご注意ください。
※特に医学的な知識はないため、実際に言われたり経験したことなどをそのまま書いてますが、内容の面で気になる方がいれば、ご自身でお調べいただくことをお勧めします。
スピード出産の概要
まずは、軽くどんな出産だったのか紹介します。
名古屋に住んでいるのですが、地元の札幌に里帰りはせずに出産することにしました。
無痛分娩希望だったのですが、私の通っていた病院では初産の場合、計画無痛はやっておらず、自然陣痛からの無痛分娩となりました。
当日は家で1人の時に、16時過ぎから陣痛が始まって、1時間半ぐらい耐えた後に破水をしてしまい、18時頃に病院へ向かい、内診や分娩台への移動後に無痛の麻酔をして、最終的には吸引分娩で女の子を出産しました。
出産時刻は20時34分。
では、その1日の流れを詳しく振り返ってみたいと思います。
陣痛が来る前
ランチからのスイーツ
朝起きてSNSを見ていたら、1月22日はカレーの日だということを知り、無性にカレーが食べたくなりました。
と、いうことでお散歩がてら、歩いて15分くらいのところにあるスパイスカレーのお店にランチに行きました。
ピーマン、にんじん、カリフラワー、金柑など野菜が盛りだくさんでとても美味しかったです。
カレー屋さんの近くにレモンパイが美味しいケーキ屋さんがあるのですが、産後はなかなか来られないよな〜と思って、寄っていくことにしました。
せっかくなのでイートインで、いただきつつ、私のお腹に気がついた店員さんと
私「予定日まであと1週間なんです〜」
店員さん「意外とお腹小さいですね!」
などとたわいもない話をして、まさかこの日に出産することになるとは思わずに、のんびり甘いものを満喫していました。(笑)
家に帰宅後
家に帰宅してインスタにレモンパイを食べたことをストーリーで投稿したのを機に、友達とDMでやり取りしてました。
子育ての先輩であるその友達から入院時にあったらいいものを教えてもらいました。
ちょっと脱線しますが、それが本当に役に立ったのでこちらでも紹介します!
それは「トイレに流せるお尻拭き」です。
赤ちゃん用??ではあるのですが、それを自分用としてかなり使いました。
吸引分娩だったこともあり、会陰切開の傷が結構激しく、トイレの際に拭くのが恐ろしかったのですが、濡れてるお尻拭きであれば少しは楽に拭くことができました。(教えてくれてありがとう!!!)
その友達とやり取りしている最中に、なんか不穏なお腹の痛みを感じて、以下のようなメッセージを送ってからが本番でした。
明日というか、その日に産まれてました。笑
ちなみに友達とのやり取りと同時進行で、出産で万が一のことがあった時に備えて、パソコンのパスワードなども記載した、夫への手紙を書いておこうと、スマホのメモ帳アプリに文面を入力してました。
流せるお尻拭きと便箋を買いに行かなきゃな〜と思ってた矢先に、先ほど言った不穏なお腹の痛みがスタートしました。
本陣痛?前駆陣痛?
これは本陣痛??
16時過ぎに最初に感じた不穏な腹痛は、同時に便意もやってきて、ランチにカレーにケーキも食べてたので、ただお腹を下しただけなのかと思いました。
一応このタイミングで夫に怪しい痛みが始まったことをLINEで伝えてました。
腹痛が落ち着き、そのあと20分後にまた違和感がやってきたので、もしもに備えてシャワーを浴びておくことにしました。(なんとなく嫌な予感がしたので、髪を洗うのは諦めたのですが、正解でした。笑)
ささっと10分くらいシャワーを浴びてる最中には、動ける程度の鈍痛がやってきて、ちょっとしたら落ち着きました。
シャワーから出たあとは、1〜2分続く陣痛が6〜7分間隔に急になり、10分間隔の段階はなかったです。この時の痛みは陣痛が来ると動けなくなるくらいにはキツかったです。
陣痛が始まったら、その後の長期戦に備えて何か食べておいた方がいいとかも聞きますが、そんな余裕はありませんでした(※本当は陣痛きたら合間に餅を食べようとか計画してましたが、無理でした)。
前駆陣痛と迷わなかったかというと、私は一度だけ35週くらいに前駆陣痛が来たことがあったのですが、その時の痛みは寝られないけど耐えられるぐらいで、不定期に長時間という感じでした。
本陣痛に関しては、痛いのは短いけど定期的で、なんかこれはヤバいって感じだったので、迷いませんでした。
想像よりあっという間に痛みが強くなっていき、家に1人だったので焦りました。
加速する陣痛
17時過ぎには夫に陣痛っぽいわ!ってLINEして、6〜7分間隔になってから30分くらいで4〜6分間隔になり、産院には「初産の方は5分間隔になってから連絡してくださいね。5分間隔になってから出産まで10時間くらいは平均でかかりますよ〜」と言われてたので電話をすることにしました。
この時点で陣痛が来ると、唸り声が出るくらい痛かったです。
電話して状況を伝えたのですが、お産が立て込んでいたようで折り返し連絡しますと言われて、待つことになりました。
その間に3〜5分間隔になり、この時は陣痛がくると痛すぎて倒れ込んで「んーーーー!!!!」って声が出る感じでした。
そんな中、仕事を早退してきた夫が帰宅して、それと同時に、床がびしょびしょになるくらい破水しまいました。
予約していた陣痛タクシーを呼び、折り返しの電話を待たずに病院にもう一度連絡しました。
そして、陣痛と陣痛の合間になんとか移動しながら、18時くらいにタクシーに乗り、病院に向かいました。
タクシーの中でも運転手さんに申し訳ないくらいに唸ってました。
病院に到着後
車椅子で内診台に移動
家から近い病院だったので、10分もかからずに到着しました。
このときは陣痛が来ると痛すぎて倒れ込んでしまい、歩けなかったので、用意していただいた車椅子で内診台に移動しました。
夜用ナプキンを着用していたのですが、破水に加えて出血もしていて、吸収が追い付かず、床や椅子を汚してしまって申し訳なかったです。
内診台にあがって子宮口を確認されると、この時点で4センチでした。
2日前にあった健診では3センチだったので、そんなに変化ないのですが、こんなに痛いの!?!?ってその時は焦りました。
分娩台へ移動
破水していたので、入院は決定だろうなと思っていた矢先に、すぐに内診台から分娩台へ移動することになりました。
分娩台に私の前に出産を終えられた方がいらっしゃったので、その方に移動してもらって(ご移動ありがとうございました!)いる間は、分娩室の近くの椅子で夫に背中をさすってもらいながら、ひたすら唸ってました。
陣痛と陣痛の合間に出産用の服になんとか着替えて、分娩台にあがると、子宮口は既に7センチに開いてました。ちなみにここまでで、病院に着いてから30分くらいだったと思います。
そこから無痛分娩をするために、赤ちゃんの状態や私の状態を確認して、準備がスタートしました。
無痛分娩の準備中に子宮口が全開
子宮口7センチの時に無痛分娩の準備がスタートし、背中を唸りながら丸めて、処置が始まりました。
陣痛が痛すぎて、背中に針を刺されるのは少しちくっとしたものの、全然余裕でした。
処置が進み、これからテスト麻酔を始めますね〜って言われて、子宮口を確認されたところ全開でした。
まだ麻酔が効いてくる前だったので、今まで出たことないような悲鳴のような声を出しつつ、痛い!!!いきみたい!!というか肛門が圧迫される感じがして便が出そう!!っていう感覚がすごかったです。
全開だったため、バタバタと麻酔の処置が追加されて、10〜15分くらいすると、徐々に痛みが和らいできて驚きました。
陣痛の痛みからの解放感がものすごくて、麻酔ってすごいと思いました。
立ち会いの夫が登場
私の病院は出産の1〜2時間前から立ち会いが可能でした。
そのため、病院に一緒に来ても一度帰ることになるかなと思ってたのですが、お産の進みが早かったので、分娩室の外で待っていた夫は、私の麻酔の処置が落ち着いたら、そのまま立ち会いになりました。
そのとき私は麻酔が効いていて、余裕で夫と会話ができるくらいになってました。
保冷剤のようなもので冷たさを感じるかの確認をされましたが、麻酔が効いている下半身部分は全く感じなくなっていて驚きでした。
子宮口は全開でしたが、母子共に体調に問題がないかの経過を確認してから進めていくため、とりあえず夫とたわいもない話をしながらのんびり過ごしてました。
先生には21〜22時までには産まれると思うよ〜!て言われて、このとき既に19時過ぎぐらいでした。
話す余裕があったので、先生に子宮口が開くスピードって個人差があると思うのですが、それって理由はありますか?って質問してみたところ、その辺りはまだ解明されてないんだよねってことでした。
いざ出産!!
陣痛促進剤
麻酔後の状態が安定して、あとは赤ちゃんを産むだけになりました。
無痛分娩は陣痛が遠のいてしまいがちなので、陣痛促進剤を使うことになりました。
夫に書類にサインをしてもらい、点滴から投入されましたが、特に痛いとかはありませんでした。
いきみ開始!
ある程度時間が経ち、赤ちゃんを産む最終段階に入りました。
麻酔が効く前の子宮口全開のときのような、いきみたい!!という感覚は、麻酔が効いているせいでなかったのですが、陣痛が来てお腹が張ってきているタイミングを看護師さんが教えてくださって、それに合わせていきむことを繰り返しました。
正直なところ、麻酔が効いているせいか、いきめているのかよくわからなかったのですが、便を出す感じで!!!って言われたので、それをイメージして頑張りました。
最終的には吸引分娩となったのですが、麻酔の処置のおかげで、特に強烈な痛みとかはなかったです。
娘と対面
そんなこんなであっという間に出産が進んで、赤ちゃんの頭触りますか?(たしか触ってみた気がします。)と聞かれたりなど、ラストスパートに入りました。
いきみ続ける中で、助産師さんにお腹を強く押されて、うぐっ!!ってなったりもしました。
そして、今出た!!っていう実感はなかったのですが、気がつくと娘が出てきてました(このとき20時34分)。
カンガルーケアをすることになり、産まれた娘をお腹にのせてもらったときは、嬉しさと不思議さが混在しつつも、目が潤んでしまいました。
出産後の処置
胎盤をお腹から出したり、会陰の傷を縫ったりするのは麻酔が効いているおかげで、痛みはほとんどありませんでした。
お腹も空いたので夫におにぎりを買ってきてもらい、出産後は分娩室で2時間くらい休憩していました。
退院時に返してもらった母子手帳を見て知ったのですが、出血が意外と多かったようで950mlあり、母子手帳の出血量の欄には多量に丸がついていました。
そのため、大量のガーゼを産道に詰められ、尿管カテーテルと点滴は付けたまま一晩を過ごすことになり、入院部屋ではない経過観察をする部屋?的な場所で過ごすことになりました。
身体は疲れているはずなのに、頭は冴えていて、全然眠れなかったです。
ちなみに無痛分娩の副作用で頭痛とか吐き気とかが出ることもあるようですが、私は特に何もありませんでした。
ちなみに、麻酔しなければもっと早く産めてたらしく、先生には第二子以降はもっと分娩時間が早くなるから気をつけてね!と言われました・・・
入院中の思い出
だいぶ長くなってきましたが、入院中に印象に残っていることをいくつか紹介します。
産後のトイレはどきどき
会陰の傷が痛すぎて染みる感じがすることもあり、踏ん張るのもなんだか恐ろしくて、産後のトイレは毎回不安でした。
入院して3〜4日目くらいまでは、尿意も全然わからなくなって、とりあえず尿意がなくても時間を確認して、こまめにトイレを行くようにしていました。
最初の方にも述べましたが、乾いたトイレットペーパーで拭くよりは、水分がある柔らかいシートで拭けるほうがちょっと安心だったので、流せるお尻拭きは本当に役に立ちました。
自分が使わなくなっても、いつかお子様に使える代物ですね。
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入院中の食事が美味しかった
私が出産した病院の食事は、朝昼晩に加えて3時のおやつも出でました。
お祝膳とかはなかったのですが、ボリューム満点でアットホームな食事で大満足でした。
ちなみに子供の頃、1ヶ月の給食のメニューを丸暗記しているタイプだったので、入院中の献立表を見るのが楽しかったです。
おやつもシュークリームやモンブラン、どら焼き、羊羹など、毎日楽しみでした。
名古屋市内ですが、どこの病院か気になる方はInstagramからDMください(笑)。
写真は個人的に一番美味しかったメニューの、きしめん、蓮根と蒟蒻の炒め煮、おにまんじゅう、みかんです。
ペットボトルストローは便利
個人差はあると思いますが、出産中はもちろん、産後まもない時も、ベットから起き上がることすら至難の業だったので、水が飲みたい!!ってなった時にペットボトルストローがあれば、そんなに体を起こさなくても楽に飲むことができました。
SNSで陣痛バックに入れるものとしてよく紹介されていますが、100均でも手に入れられるので、用意しておくといいと思います。
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母子同室スタート
私は出産日を0日目として産後1日目までは、とりあえず体を休めてくださいということで、授乳もせず母子同室ではありませんでした。
おそらく吸引分娩で出血も多かったからなのかなと思います。
シャワーも1日目は浴びられませんでした。
2日目から授乳の練習も始まり、日中の母子同室がスタートしました。
最初は泣かれただけで、なんだか自分が悪いことしてるのかなって思えてきて、自分も泣けてくるぐらいに身体とメンタルは弱ってましたが、そのうち泣かれても、ちょっと待っててね〜って思えるくらいの余裕が出てきました。
オムツ替える、飲ませる、寝かせる、搾乳する、哺乳瓶洗うという流れをひたすら繰り返していたのですが、初めてのことなので、これでいいのか???と思いながら、娘の寝顔を眺めては、自分もうとうとしてました。
看護師さんにサポートしてもらいながらも、退院日までそんな感じでした。
退院日の前日は夫が付き添い入院をしてくれたので、家に帰る前に2人で娘を見守れたのが良かったです。
元気があるときは、娘の写真を撮ったり、家族や友達に出産の報告をしたりと自由に過ごしてました。
むくみに驚き!!
個人差はあると思いますが、私は産後の足や顔のむくみが人生で1番すごかったです。
特に足がパンパンすぎて、着圧ソックス的なのも効果がなく、足の裏まで違和感がありました。
ちなみに出産後に体重を測ってみると、浮腫のせいか1キロくらいしか減っておらず、あれ???ってなりました。
産後2週目くらいで、ようやくむくみが引いたのですが、それと同時に体重が5〜6キロ落ちてたので、むくみ恐るべしです。
過強陣痛??
私の出産に関わってくださった助産師さんと話すことがあったのですが、もしかすると過強陣痛だったかもね〜と言われました。
過強陣痛???という言葉は初めて聞きましたが、何らかの理由で陣痛が強くなりすぎる的な感じらしいです(※医学用語なので気になる方はご自身でお調べください)。
あんまり急に陣痛が強くなりすぎると、赤ちゃんにとっても良くないらしく、逆に無痛の麻酔を入れて落ち着かせる時間が取れて良かったかもねとのことでした。
他の方と比較しようがないのですが、麻酔が効くまでは陣痛が痛過ぎて唸ることしかできず、まともに話せなかったな〜とは思います。
ちょっとお金の話・吸引分娩は保険適用
病院や先生の判断によるのかもしれませんが、退院前にお会計の説明をされた時に、吸引分娩は手術扱いで、保険適用になりますとのことでした。
そのため、出産した日と次の日の2日間は保険適用の入院扱いになりました。
出産した日を含めた7日間の入院、無痛分娩、吸引分娩という感じで、出産一時金使って手出しはギリギリ10万円いかないぐらいでした。
また、私は生命保険に入っているのですが、手術と入院費用の面で、それが適用されたため、収支はプラスになりました。
産後の会陰の傷は辛かったけれど、収支がプラスになったのは少し嬉しかったです。
退院後の日々
想像していたより身体の不調があり、夫が半年以上の育休を取ってくれたのと、地元の札幌から名古屋に母が来てくれたおかげで、なんとか乗り越えられたなと思います。
産後の痔は辛い
私は妊娠中から痔があったのですが、痛くなかったのでそんなに気にしてませんでした。(笑)
妊娠、出産で悪化するとは聞いていたのですが、あまり深く考えていませんでした。
そんな中、産後3週目くらいに突然、痛過ぎて椅子に座れないし、起き上がるのも辛い!!ってなりました。
温めると良いとのことだったので、腰にカイロ貼ったり、湯たんぽを用意したり、産婦人科でもらった痔の薬を使ったのですが、3〜4日は痛過ぎてひたすら横になってました。
痛みのピークが過ぎたと思ったら、出血が増えたので、肛門科にわざわざ行ってきました。
結果、元々あったいぼ痔(内痔核)に、血豆みたいなものが出来ていて、それが痛みの原因でした。
血豆的なものはある程度落ち着いたのですが、いぼ痔に関しては手術が必要らしく、授乳中は厳しいので、娘が卒乳するタイミングで検討しようと思います。
私が言えることじゃないですけど、かなりキツかったので、少しでもおかしいと思ったら、最近は日帰り手術ができるところも多いので、早めに病院に行くことをお勧めします。
今は悪化させないためにも、とりあえず便通の改善に努める日々です(笑)。
ちなみに、会陰の傷のために買ったこちらの円座クッション、痔の時も大活躍でした。
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痔が痛み出すと、ずーっと痛いので、本当に侮るべからずです。
子宮内膜症、子宮腺筋症の腹痛
こちらの記事でも書きましたが、私は妊娠がわかったと同時に、子宮内膜症と子宮腺筋症と診断されました。
妊娠前に生理前や生理中とか関係なく、謎の腹痛に見舞われることが多かったのですが、その原因がこの疾患でした。
どちらの疾患も生理が原因で悪化し、ありがたいことに妊娠中はぴたりと症状が出なくなっていたのですが、産後まだ生理が再開されていないのに、あの時の腹痛が戻ってきてしまいました。
私の場合、腸への癒着のタイプの子宮内膜症なのですが、しばしば何かを食べて腸が動き出した時に炎症が起きがちで、2〜3時間は泣きたくなるほど(泣くこともあります・・・)お腹が痛くて、動けなくなってしまいます。
生理が再開してないのに何でだろう?と思ったのですが、病院で聞くとおそらく子宮が産前の状態に戻ろうと収縮する時期なので、それが影響しているかもしれない・・・ということで、とりあえず痛み止めをもらっています。
痛くなる前に飲まないと上手く効かず、タイミングを間違うと結構辛いのですが、予知するのが難しいので、なんか痛みが来そうな怪しい気配がするという時や、効かないのも覚悟で痛み出したら飲んでいます。
ただ、便通が良いと腸への刺激が少なくなるのか、症状が出にくいらしいので、痔のときと同様に、こちらの理由においても、便通の改善に努めています。
そこで、毎日の便通の記録をつけ始めたのですが、たしかに快便が続くと症状が抑えられている気がしなくもないので、しばらくは様子見です。
また、卒乳して生理が再開した時には、ピルでの治療、もしくは第二子の妊娠を検討することになりそうです。
妊娠をすると良くなることもあると聞いていたので、少し期待していましたが、元々が思ってたより酷かったようで、妊娠前と大した変化はありませんでした。
3回ぐらい出産したら良くなったりするよ!と病院の先生には言われたのですが、今後に関しては家族と要相談だなと思ってます。
ちなみに、卵巣嚢腫も私はあるのですが、これに関しては妊娠前は5センチくらいだったのが、産後の健診で測った時は、誤差の範囲かもですが3〜4センチになってました!
QOL(生活の質)を下げる疾患ではあるのですが、痛くても命に大きく関わることはない疾患のはずなので、その点では前向きに向き合っていきたいと思います。
もし、婦人科系の疾患で悩んでいる方や向き合っている方がいらっしゃったら、共に頑張りましょう!
娘と夫との生活について
産後3週目くらいまで母が来てくれて、たくさんご飯を作ってくれて、娘を見てくれて本当に助かりました。
比較的、人にお願いしたり甘えるのが苦手な私は、迷惑をかけたくないという理由で、「産後に手伝いに来なくて良いよ!!」って多少意地を張っていたのですが、母は「人生の一大事で絶対に大変だから絶対に行くからね!!」と引かず、多少揉めました。
実際に経験してみて、産後は頼れるものがあるのであればありがたくお願いする大切さも痛感し、将来、娘にそういう機会があるのであれば、私も手伝いに行くからね!!って言ってしまう気がします。
母が帰ったあと、娘と育休を取得中の夫ととの3人生活がスタートしました。
夫は半年以上の育休を取ってくれたので、毎日家にいるのことに若干の不思議さもあるのですが、しばらくは一緒に娘の成長を間近で見守れるのがとても嬉しくて楽しいです。
とは言いつつも、授乳があるからゆっくり眠れない、抱っこのしすぎで身体が痛い、何かあるたびにこれは大丈夫なのか?と調べまくったりと、日々奮闘しています。
周りから子育ての話を聞くことはありましたが、実際に自分が親になってみて、改めて皆さんそれぞれの環境で試行錯誤なさっているんだろうなと感じ、色々な方から話を聞いてみたいなと思うようになりました。
産後の仕事について
産前はWEBサイトを作ることをメインに仕事をしていましたが、サイト制作はどうしても作業時間がある程度は必要になってしまうので、まとまった時間が取れない産後1ヶ月の今は受注を控えています。
イラストに関してはサイト制作ほど時間は取られにくいので、イラストオーダーや商品化の話があれば可能な範囲で受けたりもしています。
でもやっぱり、サイト制作やWEB周り(SNSなども含め)の仕事を幅広くやっていきたいなと思っているので、もう少ししたら誰かの役に立つためにも、案件探しをまたスタートしようと思っています。
仕事の内容に関しては、この内容しかやらない!という制限はかけていないので、デザインでも、コーディングでも、SNS運用でも、接客でも(こんな感じですが、一応、元CAです。笑)、雑用でもなんでも、自分のスキルでのお手伝いが力になれるのなら、可能な限りは喜んで携わります。
もし、ホームページやWEB周りなどのことで何か検討中の方がいらっしゃれば、そのうち産後のリハビリ価格(モニター価格)で、案件を募集するかもしれないので、ご希望があればお知らせいただけますと嬉しいです(※納期を急がないのであれば、今でもいつでもお声がけください)。
自分で言うのもなんですが、誠実な対応を心がけている、真面目人間です。
押し売りとかは苦手ですので、そういうことはしないように気をつけています。
まずは私がどんなサポートできるかを知ってもらうためにも、相談だけしてみたい!という方でも歓迎です。
どんな仕事をしてきているのかは以下の記事に少し書いています。
スピード出産始まりの1ヶ月を終えてのまとめ
新生児期でもある最初の1ヶ月を終えてみて思うのは、長いような短いような怒涛の日々でしたが、貴重な時間だったということです。
イメージ通りに出産は進まなくても、それも良い経験
私はどちらかというと心配性なので、里帰りなしの出産だったこともあり、陣痛が来たらこう動く!というシミュレーションを何パターンもして、夫にも伝えていました。
実際には想定外のスピードで物事が進んでいったので、考えていた通りには動けませんでした。
陣痛が来てしまった時には、用意していた荷物を持っていくだけで、いっぱいいっぱいでした。
今思うと、助産師さんとの面談で確認し合った、出産において希望することを記載したバースプランの紙も出産後に病院側に見せるという形になってしまったのですが、基本的には母子共に安全優先というポリシーだったので、こうして欲しかった!!とかの後悔とかはありません。
むしろ、無痛分娩を希望したものの、子宮口全開の陣痛ってどれくらい痛いんだろう??という関心も実はあったので、短い時間でそれを経験しつつ、麻酔の効果も実感できたのは、個人的には満足度の高い出産となったとも言えます。
そして、個人的に無痛分娩に関しては、所要時間的に短い時間の効果ではあったものの、追加のお金を払ってでも、やって良かったなと思っています。
体の不調を感じたら無理せず病院へ
個人差はあるにせよ、産後すぐに体調が良い!!という人は珍しいかと思います。
産後は可能な限り身体を休めることに専念して、小さなことでも気になる症状があれば、我慢せずに病院へ行くのも良いと思います。
実際に私は痔と腹痛で産後4週までに健診以外でも2回病院に行っています。
不調時は娘に対して元気な身体で子育てできなくてごめんね・・・と思ってしまうくらいに、メンタルも不安定だったせいか、行くだけでもなんだかホッとした記憶があります。
頼れる方がいれば良いのですが、そうじゃなければ産後ケアなどにお金をかけてでも、自分の身体を大切にして良い期間だと感じました。
当たり前ではない、これまでの人生で1番印象に残った時間だった
結婚すること、子供を持つことも含め、生きる上での選択は強制されていませんし、幸せの形も様々あります。
私は結婚して、子供を持つという選択をしましたが、妊娠と出産という未知の経験を終えてみて思うのは、これまでの人生において1番と言えるほど、初めてのことの連続で刺激的な印象に残った時間だったということです。
家族が増えたこれからの時間も、娘や夫との初めての経験は沢山あると思いますが、大変さも楽しさも大切にしていきたいと思います。
私は自分が子宮内膜症であることを妊娠と同時に知りましたが、よく不妊の原因と言われる疾患でもあるので、無事に出産に至ることができて、我が子に出会えたことは本当にありがたいです。
ひたすらに飲んで泣いて寝て、さまざまな表情をしながら、大人を振り回す我が子ですが、生まれて1ヶ月でどんどん成長していく姿は、とても愛おしくて、既にこの子がいない人生は想像できなくなっています。
出産前に感じていたこれからに関する不安もありますが、仕事も家庭も以前とは変わっていく中で、大切にしたいものを見失わないようにしながら、日々努力していきたいと思います。
もし、これから初めての出産を迎える方がお読みでしたら、心から応援しています!
長くて拙い文章を読んでくださってありがとうございました。
感想、質問などありましたら、InstagramのDMからいただけると嬉しいです。